連泊中日は雪で散歩もままならず、共同浴場をつまみ食いして終わった。2か所ある共同浴場はいずれも宿の人に鍵を開けてもらう方式、日帰り客は近くの店でお願いする。
宿と同じ泉源のNaCa硫酸塩泉、浴槽が大きめかつ深い分ややぬるく41度程度。相変わらずのどばどばアンバランス投入がすばらしい。10人も入れない浴槽にこれ(この写真では伝わらないか)。もっとも、比率で言えばつかさやの小浴場が頭抜けている。真昼間にもかかわらず、帰省客らしき親子連れなどで人の出入りは多い。
こちらは正真正銘の共同浴場、田の湯。路地の中の目立たない場所にあり飾りっ気皆無、地元専用と思った方がいい。同じく、キーカードでピッと解錠してもらって入る。
外観同様何の変哲もない、しかし手入れの行き届いた浴室。3人入ると肌が触れ合いそうなところに爺様方が次々やってくる。正面の湯がある分どうにも申し訳ない気がし、早々に退散した。お湯はここもまったく同じ。
正月三が日ということもあるだろうが、どちらもなかなか落ち着いて入れなかった。昼間のつかさやは小浴場が男湯になっていたこともあり、結論としては宿でまったりするのがベストだったな、と反省。