2014年8月28日木曜日

野沢温泉住吉屋・麻釜の湯

8月最後に急遽取ったミニ夏休みは、気温がガクンと下がり運よく温泉日和となった。しかも平日という好条件をフル活用し、シーズン中にはなかなか予約の取れない、野沢温泉の住吉屋に連泊することにした。


麻釜の泉源目の前という立地にも関わらず、住吉屋の内湯は意外なことに自家源泉だった。含硫黄NaCa硫酸塩泉、時間によって41~43度。薄緑透明でほんのり硫化水素臭あり。天井の高い造りと古風なタイル張りがいかにも老舗旅館の風格。


到着ひと風呂めには感動もしたのだが、加水しているのか、外湯に比べて薄味なのが惜しい(湯疲れしたときの骨休め用、と贅沢なことを言ってみる)。というわけで野沢のメインはやっぱり外湯。まずは住吉屋から坂を下り、最寄りの麻釜の湯へ。


ほんのり緑色でやや白濁した、含硫黄NaCa硫酸塩泉、43度。硫化水素臭強く、ガリっとした金属味もあり。中心街から外れているおかげで混雑しないが、素っ気ない雰囲気はどちらかと言えば地元向け仕様。


(続く)